(いつかちゃんと書いてみたいネタ.09 梓とマリー)

「マリー先輩。それ着るんですか?」

購入したばかりの代物が入った可愛い柄の袋を見て、梓は当たり前のことを聞いてしまった。
買ったということは着るのが前提なのだが、これは単なる洋服ではないのだ。 別に彼女のプライベートにいちいちツッコむ気もないが、疑問に思ってしまったのだ。 その色気たっぷりのセクシーランジェリーはなんぞ?と。

「そりゃ、着る、わよ。多分……。ほら、いつかの時のための勝負下着、みたいな?」

まず自分自身が着ることは絶対にないとだけ言い切れる。 梓からすれば、それはすでに使用目的を大きく外れている別格の物だった。 セールで安くなっていたからと、何も考えずに勢いだけで購入したのだろう。 歯切れの悪い回答が証拠だ。笑顔もひきつっている。

「そういうオーソドックスな格好はシュタインさんの趣味じゃないような気もしますけど」
「うーん。まぁ、あのドS野郎は、よく分かんないタイミングで興奮す……」

先ほどとは違って迷いなく答えたマリーは、はっと気付いたようだが既に遅し。
『や、やだなー。シュタインは無関係。あいつは関係ない。私はこれから探す恋人のために……』と冷静を装って 言い訳を述べる。こんな調子では簡単にツギハギ野郎にノせられてしまうであろ危なっかしい先輩。
となると、趣味であろうが、なかろうが……。

「結局は、解体(バラ)されてしまうと言うことですか」

つまりマリー先生は喰われてしまうということヾ(*´∀`*)ノ